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平成22年度 校内研究の概要

1.研究主題

「意欲的に学ぶ生徒の育成〜言語活動の充実を通じて〜」

2.主題設定の理由

昨年度の研究テーマを継続して設定したい。「新学習指導要領」の改訂(平成24年完完全実施)にともない、教育内容の主な改善事項に「言語活動の充実」が上げられている。これは各教科の共通の部分、共通のやり方、共通して指導すべき事項として「言語活動」がすべての教科の基本であるという理念に基づいて改善事項として上げられている。「言語」というと、ご存じの通り国語科で担うところは大きいものの、各教科においてもその充実を図るべく指導計画への位置づけを求められている。また、生徒が身に付ける「言葉の力」(ザ・読解力:2年中学校版)という観点から考えると学力の向上(各教科の身に付けさせたい力)はもちろん、生きることの根幹に関わっているとも言えます。学校教育目標にも今年度から「かしこく」という言葉が加えられ、その言葉の意味する1つにも「言語の力」の含みもあるものととらえる。さらに各教科やその他の領域における言語活動の充実を目指した取り組みを通して日常生活の生徒同士、生徒と教師間の意志の疎通が図られ、これまで以上に互いに共通の目的(目標)にそって活動が展開される利点が得られると推測されることや昨年度の反省の中にも今年度のテーマをもとに研究をさらに深めたいという要望も多いことから本年度も昨年同様のテーマとして設定したい。

昨年度の研究仮説「授業の中で言語活動(話す・聞く・書く・読む)を意識した場を設定することで、生徒同士の意志疎通が図られ、自分の考えを確立し、主体的に学ぼうとする力が身に付くだろう」をもとに教科研究を中心とした授業実践(教科1実践)を行い、教科ごとの共有できる系統を4グループに分け研究を深めてきた。今年度についてもグループ化を図り、単数教科教諭を考慮し研究を進めていきたい。また、実践された先生方から課題として上げられている。「言語活動を教科の中でどうとらえるか?」「具体的な活動場面をどう設定するか?」「自然とコミュニケーションし合えるための働きかけは?」という内容の課題も出された。課題解決に向け、より効果的な「言語活動の充実を目指した」取り組みが研究の中心になる校内研として推進していけたらと思う。

3.研究仮説

各教科・領域ごとに、単元や題材に応じて、また生徒の実態にあった適切な場面で、言語活動(話す・聞く・書く・読む)を意識した取り組みを設けることで、生徒の言語に関する能力が高められ、生徒同士の意思の疎通はもちろん、自分の考えを確立し、主 体的に学ぶ生徒の育成につながるだろう。

○言語活動を意識した場面
2人以上のグループ、助け合い学習グループ
教え合い、思考の出し合い、解説、説明など

○意思の疎通
意見交換、教え合い、助け合い学習など

○主体的に学ぼうとする力
挙手による発言、助け合い学習教師役、計画学習や家庭学習の充実、さらに「わからない」ことを「わからない」と言える、「どこが、何が?」わからないのかが言えるなど。
  
※学習場面だけでなく、日常生活の中でも、学年の発達段階に応じて教師側が育成 を図っていく実践に対して、昨年以上の成果が現れるといいと思う。

4.経過について

★4月
今年度の研究組織の決定
★5月
今年度の研究テーマの決定
★6月
教科研(グループ研)・・・教科の計画、テーマ、授業者の決定
全体研・・・平和集会、評価ついての検討
★7月
生徒実態調査①実施、学年研・・・指導実践の検討
★8月
夏季(終日)言語活動の充実に関わる指導主事による講習会
生徒実態調査①の考察、教科研・・・指導案等の作成、検討 他
夏季(午前)グループ研 他
★9月
学年研・・・親子道徳の指導案作成、検討
★10月
グループ研・・・指導案の検討、実践及び研究
学年研・・・・・指導実践の研究
★11月
グループ研・・・指導案の検討、実践及び研究
学年研・・・・・指導実践の研究、まとめ
★12月
生徒実態調査②実施、研究紀要について
★1月
全体研・・・・・生徒実態調査の考察
教科研・・・・・教科のまとめ
★2月
今年度の反省及びまとめ(次年度の方向性の検討)